物語を紡ぐ

一枚の静止画も語りかける。繋がった数枚は、心を捉える物語となる。 Shinrinyoku Viewで、あなたのビジュアルナラティブを磨きましょう。

写真で綴る物語:フォトエッセイ

Shinrinyoku Viewのビジュアルストーリーテリングコースは、単なる技術学習を超え、写真を通して深い「語り」を探求する場です。独自の視点からコンセプトを練り上げ、一貫したシリーズを撮影し、説得力のある物語へと編集する全過程を丁寧に指導します。

コース概要

  • モジュール 1: 物語の源流を探る

    個人的な関心事から社会的なテーマまで、内なる物語をどう見つけ、発展させるかを探ります。

  • モジュール 2: 調査とアプローチ

    テーマに対する深い理解を得るための調査手法と、被写体への倫理的かつ効果的なアプローチを学びます。

  • モジュール 3: 決定的な連なり

    個々の写真がどのように連携し、視覚的な流れと物語のテンポを生み出すかを習得します。

  • モジュール 4: 編集と流れ

    数千枚の中から「語る」写真を選び出し、最大限のインパクトを与えるための編集とシーケンス構築の技術を磨きます。

  • モジュール 5: 発表と写真倫理

    完成したプロジェクトを展示、出版、オンラインで発表するための準備と、ドキュメンタリーおよびナラティブ写真における倫理的責任について深く考察します。

期間: 8週間 (毎週のオンラインセッション + フィールドワーク課題)

前提条件: 基本的な写真撮影技術とLightroomまたはCapture Oneの操作経験

習得できること

Shinrinyoku Viewのビジュアルストーリーテリングコースで、あなたの写真表現は新たな次元へ。

概念から具現化へ

漠然としたアイデアを、具体的な撮影プロジェクトへと発展させるプロセスを習得します。

一貫した作品群の構築

明確な物語の弧を持つ、まとまりのある写真作品群を制作する力を養います。

編集とシーケンスの極意

最大限の視覚的インパクトを生み出すための、写真の配列と編集技術を深く理解し、実践します。

倫理的考察

ドキュメンタリーおよびナラティブ写真における、重要な倫理的配慮と責任について深く学びます。

ポートフォリオ完成

プロのポートフォリオに即戦力となる、完成されたフォトエッセイまたはシリーズを制作します。

学生の傑作:『路地の記憶』

かつての賑わいを失い、忘れ去られつつある大阪の裏路地。本コース修了生の田中雅彦氏が、その静かな息遣いと過ぎ去った時代の痕跡を詩情豊かに捉えました。

「Shinrinyoku Viewの指導は、技術を超えて心の眼を開かせました。ただ写真を撮るのではなく、被写体と深く対話し、その物語を慈しむように紡ぎ出すことを学びました。このプロジェクトは、私にとって大阪の路地への深い敬意と愛の表現です。」
— 田中雅彦, 2023年修了生

田中氏のプロジェクト『路地の記憶』の主要な写真。静かな裏路地の光景
『路地の記憶』より
朽ちかけた木製の看板に刻まれた古い文字
朽ちかけた看板
雨上がりの路地の石畳に映るかすかな光
石畳に映る光
メインインストラクター、佐藤明のポートレート
佐藤 明

ナラティブ・アート主幹講師

元ナショナルジオグラフィック契約フォトグラファー

東京写真美術館、パリ・フォト出品

指導者:物語の探求者 佐藤 明

長年ドキュメンタリー写真の最前線で活躍してきた佐藤明は、視覚による物語構築の真髄を知り尽くしています。彼の作品は、深い洞察力と共感を呼び起こす力に満ちています。

佐藤講師は、単なる技術指導に留まらず、写真家の内なる声を引き出し、被写体との真摯な対話を通じて、普遍的な人間ドラマを紡ぎ出す方法を教えます。彼の指導のもと、あなたは視覚的な表現力の限界を押し広げ、心に響く物語を創造するインスピレーションを得るでしょう。

佐藤明による物語性のある写真作品の例
佐藤明氏の作品より:「遠き日の残響」

世界は物語に満ちている。

Shinrinyoku Viewが、あなたの物語を語る手助けをします。

心に響く視覚的な言語を習得し、あなたの視点から世界を描き出す準備はできていますか?

次回のコース受付開始に向けて、関心をお寄せください。募集開始時にいち早くお知らせいたします。